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Excel関数 LOOKUP関数:参照表から目的のデータを取り出す

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LOOKUP関数を使うと、キーとなるコードや番号に該当するデータを参照表の任意の1行(1列)の検査範囲から検索し、対応する値を表示できます。キーとなるコードや番号に該当するデータが、表の左端列や上端行に入力されている必要はありません。

=LOOKUP(検索値,検査範囲,対応範囲)

検索値
キーとなるコードや番号が入力されているセルを指定します。
検査範囲
参照表の1行(1列)のセル範囲を指定します。
セル範囲は昇順に並べておく必要があります。
対応範囲
検査範囲に対応するセル範囲を指定します。
対応範囲は検査範囲と隣接している必要はありませんが、検査範囲と同じセルの数のセル範囲にする必要があります。対応範囲は省略できます。

下記表のように、セルE4に社員番号を入力すると、セルF4に社員名を表示することができます。
セル【F4】に入力されている数式は、

=LOOKUP(E4,B4:B11,C4:C11)

ポイント

ビジネスで使用する場合には、LOOKUP関数よりVLOOKUP関数やHLOOKUP関数を使用する場合の方が多くあります。まずは、シンプルな形のLOOKUP関数をしっかり理解しておきましょう。

参照する表の形により、VLOOKUP関数やHLOOKUP関数を使用した方が良い場合がありますので、VLOOKUP関数やHLOOKUP関数の使用方法も、今後、学習していきましょう。関数を設定する際に、参照する表を選択する絶対参照という参照方法も理解しておきましょうね。