VLOOKUP関数は、社員番号を入力すると社員名を表示したり、商品番号を入力すると商品名や価格を表示することができます。社員番号や商品番号を入力するのみで、該当するデータを一覧表から正確に表示することができるので、データ入力のミスを防ぐことができ、大変便利です。パソコン研修会でも一番人気の関数です。
VLOOKUP関数を使うと、キーとなるコードや番号に該当するデータを参照表から検索し、対応する値を表示できます。参照表が縦方向に入力されている場合に使います。参照表は左端の列にキーとなるコードや番号を入力しておく必要があります。
=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索番号)
検索値
キーとなるコードや番号が入力されているセルを指定します。
範囲
参照表があるセル範囲を指定します。
列番号
参照表の左端から何番目の列を参照するかを指定します。
検索方法
「FALSE」または「TRUE」を指定します。
検索方法を指定する方法は、次のとおりです。
FALSE 完全に一致するものだけを検索する
TRUE 検索値の近似値を含めて検索する
検索方法は省略できます。
「TRUE」を指定する場合は、参照表の左端の列にある値を昇順に並べておく必要があります。
セル【C4】に入力されている数式
=VLOOKUP(B4,$H$4:$J$17,3,0)